Q:絵手紙の文字はタテ書きがよいですか?

絵手紙においては、絶対こうしないといけないという決まりごとはありません。

筆で書くのでタテ書きが自然であり書きなれているかもしれませんが、そう思う方はそのように書いてみてください。

横書きの場合も絵手紙においては書き方のルールはありません。
現在であれば左から右へ書くのが一般的ですが、昔は右から左へ書いていました。
慣れ親しんだ書き方からチャレンジしてみてください。

最も大事なのは、全体のバランスで読みやすさではないでしょうか?
読む相手がいることを想像して書くのがポイントかもしれません。

Q:絵手紙に人の言葉を使ってもよいですか?

著作権の無断使用になるため、人の言葉を絵手紙に書くときは作者や本のタイトルを書き入れるのが礼儀となります。

本を読んだり、曲を聴くなどして人の言葉に共感したとき、絵手紙に書いてみたくなることがあります。
自分の考えや気持ちにピッタリの言葉は書いていて楽しいと思います。

人の言葉を書いたときは、上記の礼儀を守りつつ、
その言葉に対して自分が感じたことを書き加えることで自分らしい絵手紙になると思います。

Q:絵手紙のノウハウ本で筆の尻部分を持って書くと知りました。書きにくいので、自分なりに書きたいのですが。。。

筆をもつ位置は大きな問題ではないと思います。

但し、先に近い箇所、もしくは真ん中あたりを持った方が書きやすいかもしれませんが、こじんまりした絵や字になりがちです。
筆の尻の部分を持ち、体全体で筆を動かすと、のびのびとしたダイナミックな字や絵が書けると思います。
「うまく書きたい」という気持ちをいったん脇に置いて、心を送る手紙ですので、一生懸命気持ちを込めて書いてみてください。

Q:絵手紙では画仙紙のハガキを使いますがどうしてですか?

特にこだわる必要はないですが、おすすめはしています。
墨の濃淡や柔らかなにじみ・かすれがでるので、絵や字に深い味わいがうまれるからです。
ちなみに画仙はがきには、本画仙、和画仙があり種類もさまざまです。
はじめはにじみの少ないものから初めて、慣れるにしたがってにじみの多いはがきにチャレンジしてみてください。

Q:なぜ線を描く練習をするのですか?

いくつか理由はありますが、線の練習をすることで

1.集中力が身につく
2.よい線が描ける
3.読みやすい字を描けるようになる

など、心が伝わる絵手紙が描ける近道だからです。

その中でも相手のある手紙を書くので、読みやすさは大事です。
読みやすい字を書くためにも絵手紙の基本、線の練習はしてください。

Q:絵手紙ではどんな筆を使えばよいですか?

絵手紙筆には用途にあわせて大きく種類あります。

線引き用と彩色用です。

線引きの筆に関しては、全ての毛が同じ長い毛で出来た筆を使うことが多いです。
材質はやわらかい羊毛で、穂先が長い「長鋒」と言う筆がおすすめです。
この筆は書くとき、毛先が長くやわらかで、くねくねします。
そのため書道家でも書きにくい筆ですが、墨の濃淡やかすれなど画仙紙に書くことで趣のある線が楽しめる上、自分らしい表現が可能になります。是非挑戦してみてください。

使用の際は、筆全体をおろし、根元までたっぷり墨を含ませて書きます。


ちなみに書道の筆は多くが筆の中心に長い毛があり、それを取り囲むように少し短い毛で根元を太くしています。
このようなつくりの筆は字を上手に書きやすくつくられた筆です。

Q:筆の毛がよく抜けますが、寿命でしょうか?

毛が抜ける原因の多くは、筆の手入れが出来ていないことにあります。
(はじめて使うときから抜ける場合は筆づくりの工程に問題があります)

使用後は、墨が出なくなるまでしっかり根元まで洗い、通気性のよい日陰で吊り干しします。
翌日、根元の奥にたまった墨が下りてきますので、再度洗います。
その後3日ほど吊り干しして完了です。

筆管に入り込んでいる毛の根元が乾かない状態で使うと、腐って毛がちぎれてしまいますので要注意です。

ちなみに筆にとって最もよくない保管方法は、濡れたまま毛を上に向けておくことです。
筆管に入り込んでいる毛の根元に水が流れて、カビ、腐れ、毛のむれの原因になります。
購入時についている筆のキャップも使用後は付けないようにしてください。これもカビ、腐れ、毛のむれの原因です。

古くなってしまった筆もたまに使うと、新品には出せない味のある線が書けることがあります。
使うほどに手になじむものでもありますので、捨てずに保管されることをおすすめします。


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